男性型台風

時期はずれの梅雨とともにはやばやとやってきた台風はもう温帯低気圧に変わった。速度が速くて、那覇も２時間ほど暴れてあっという間に通り過ぎた。
かつては、その年の梅雨を「女性型」と「男性型」とに分けていたと。シトシトといつまでも降り続くのが「女性型」で、集中的に豪雨をもたらした後は一転して晴れるのが「男性型」だったと。最近はそう呼ぶのはいなくなった。何ごとにつけ男と女を分けるのがお嫌いな方が増えたせいでもあろう。それに、豪雨の後はカラリ青空といった男性にほとんどお目にかかれなくなったせいかもしれない(毎日新聞「余禄」)。　ふっふっ･･･、昔の人は、自然を今より身近に感じていたように思う。
さしずめ、台風２号を例えたら、最近ほとんどお目にかかれなくなった男性型だったか。