好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

作業員を責めないで

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原発現場から19歳のツイッター(ミニブログ)を発信している作業員がいる。
「東電社員死ね」「現場で作業してる人は偉いとかいってるけど、それは仕事で当たり前」、「これは裏切りだ」、「原発すべてが安定しても東電を許さない」、「発電所いた奴は原発安定させたら死ねばいいんじゃない??」

否定できないし、しませんし、当たり前なんです。でも頭で分かっていても、どうしようもないんです。
親父も今連絡は取れませんが、私と同じように福島第一原子力発電所で対応しているのだと思います。
もし親父が1Fで対応しているのなら、自分よりも遙かに過酷な状況で対応しているものと思われます。
母親も連絡はつきません。ただでさえ薬が切れたら危ないのに・・・。望みはほとんど捨てています。
もし亡くなっていたとしても、覚悟はできています。
途中、何度も助けにいきたかったけど、私情は挟むことはできません。
今は外に出れば、二度と発電所に戻ることができません。どうか無事でいてほしいですが・・・・・。
何をしても許されることはないことは分かっています。
わたしは今日所長から頂いた言葉に感銘しました。「福島第一、第二原子力発電所所員に、人権なし!!」
今私達にできることは、一刻も早く原発を安定させることです。
それまではマシーンように感情を持たず、行けといわれれば行き、無理とされることもやります。
どうか知り合いである皆さんあたたかい目で見ていてください。
また11時から作業予定なので、これから寝させて頂きます。それではみなさん、おやすみなさい。

多くの自治体が避難地からの転校生を温かく迎えている(写真)。避難地から同じ刈羽原発のある新潟柏崎市に転校を余儀なくされた中学生5名のインタビューをTVで見た。「それでも福島に原発があってもよかったと思ってる人はいますか」、なんと5名全員が手を挙げた。「知りあいの多くのお父さんたちが頑張ってるから、責めないで、見ていてほしい」と。