好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

失業者の実態

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日経速報メールから「失業率横ばい5.1%」の記事。
沖縄はたえず8%前後で、万年全国ワースト街道をひた走ってる。ただね、この「失業率」・・・の数字、疑わしい。これをもって「やや改善」とか「足踏み」とか「持ち直しの傾向」とか・・・お役所としてはなんとかとり繕(つくろ)う・・・実態からかけ離れた「言葉の遊び」を繰り返す。

若年層は10%をゆうに超えてる。生活保護世帯は?その生活保護を受けながら平気で働いている人も多い不合理。卒業してもまだ仕事がまだ決まっていない学生たちは?失業給付が切れてもまだ仕事がみつかってない人たちは?・・・入ってないよね。ハローワークに「求人登録している」、「仕事に就いたという報告(登録)をした」だけの「失業率」は、実態とはかけ離れているけど、「流れを見る」には役に立っている程度の「参考率」だ。

失業者就職支援のための「セミナー教室を開いて認可を受ける」予定の知人の関係で、ハローワークを訪ねた。「基金・生活支援給付制度」・・・みなさん、知ってるだろうか。受給期間が切れた人でも無償でセミナーが受けられる、条件によっては生活給付(手当て)ももらえる、失業者支援制度だ。長くなるので、ここでは詳細は省くけど・・・残念、この制度、知ってる人と知らない人はここでも「差」がつく。しかし、ハローワーク内はすごい数!「制度」の個人コンサルを受けるのに2時間半~3時間待たされ、写真は、グッタリ待ちくたびれた人がほとんど、途中帰る人も。ハローワークの職員も完全に不足。これが失業者の実態の一面だ。どんな仕事でも、そこからは何か得るものがある。
「おもしろきなき この世をば おもしろく住みなすものは こころなりけり」です。