好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

リーマンショック

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<NY株、終値「リーマン前」水準を回復 219ドル高>こんな速報メールが入ってきた。(日経電子メール)
アメリカのリーマン・ブラザースという最古の歴史ある最大手の証券会社が倒産したのは一昨年(おととし)の9月の話し。もう2年前か。あれからドミノ倒しのように金融会社や大企業や個人などが破産していった。それはアメリカにとどまらず世界中に波及した。資本主義、金で金を生もうとする(いわゆる「マネーゲーム」だね)架空資産が崩壊した、そのツケはあまりにも大きかった。もとはと言えば「サブプライムローン(低所得者向け住宅ローン)」という債権を証券化して売り出して、予想に反して地価が上がらずアメリカの住宅バブルが崩壊したことだ。「Yes,we can!」でオバマ大統領が誕生したが、昨日の中間選挙では国中にあふれた失業者達がもう我慢できないとの落胆から歴史的敗北を喫した。・・・この話しは・・・延々と続くからここらで止めよう。

ただ、2年かかって<NY株、終値「リーマン前」水準を回復 219ドル高>ということだ。これは国のてこ入れ(融資)=税金投入で大手企業が倒産しないように保護してきたギリギリの死守の結果だ。一般国民や失業者が回復したということではない。
続けて、<日経平均、9500円回復で始まる>という日本のニュース速報が流れてきた。2年前は確か1万6000円台の株価だったから・・・まだまだだね。儲ける人は儲け破産する人は破産するという自由主義・資本主義をうたいあげてきたアメリカの「天才の知能」がまねいたツケはあまりにも大きい。
リーマン倒産の負債総額は64兆円だよ!日本の国家予算が85兆円だから、その規模は・・・マネーゲームだね。