好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

沖縄のヒラヤーチ(平ら焼き)

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お好み焼き」の発祥は、大坂だいや広島だとよくいう。なんてことない、戦争以前から全国津々浦々作っていた。「関西風お好み焼き」の発祥が大坂で「広島風お好み焼き」の発祥が広島だ。戦後お米が不足の時代に簡単に食べられるようにとメリケン粉(小麦粉)を水に溶かして鉄板で焼いたものだ。その原型に近いものが沖縄にもある。「ヒラヤーチ(平ら焼き)」という。沖縄では今でも台風時の常備食だ。

東京にもある。「もんじゃ焼き」だ(浅草が発祥かな?)。やっと話しがここにたどりついた。実は「もんじゃ焼き」パックをもらったので料理した。普通鉄板にコテで押し付け焼きながらコゲ目を付けて食べるけど、鉄板がないんで、お好み焼き風でもいけるだろうと思ったが・・・大失敗!無残!(写真) キャベツが足りない事もあったが・・・いや、一言で言うと「もんじゃ焼き」は「もんじゃ焼き風」でしか無理なのだ。大発見した。
だから大坂はキャベツとタコで広島はネギとそばなんだ。大坂の「たこ焼き」もお好み焼きにタコ入れて「丸めた」だけだ。路上(屋台)で食べやすいように割り箸にお好み焼きを「巻き」つけた東京の「どんどん焼き」もその延長だ。

やっぱり沖縄では「ヒラヤーチ(平ら焼き)」にしよう。昔は台風時に頼りになったが、今は、お米を買うお金に困った時も頼りになる常備食だ。
そうそう、昨日の「富士宮やきそば」も写真をのせましょう。