好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

太陽の次は月

イメージ 1

今日は十五夜だね。旧暦の十五日ですね。・・・満月ですね。いやっ、違うよ、「満月」ではないんですよ。満月(full moon)は明日の夜なんです。

十五夜イコール満月ではないよ。大体十五夜の翌日が満月の場合が多い(翌々日の場合もある)。
なんでか?旧暦は新月を一日(ついたち)とするルールだね。こうなってる。
新月→三日月→半月(上弦)→満月→半月(下弦)→三日月→新月にもどる。一巡するのに約30日かかる。だから真ん中の十五日が満月となる・・・。ところが実際は一巡するのに30日はかからないだよね。だから旧暦も30日で翌月に移ったり29日で翌月に移ったりして満月が真ん中の日に来るように「調整」しているだけ。

日本人は月をいい意味で愛(め)でる習慣がある(前にも書いたけど、欧米では不吉の見方が多いけど)。だから日本人は月にいろんな味わいのある呼び名を付ける。十五夜があれば翌日は十六夜(いざよいつき)、翌々日は立待月(たちまちづき)・・・、調べてごらん、極端にいうと一日ごとに月に名前がついてるから。
で、厳密に「満月(full moon)」は十五夜の翌日の「十六夜月」に重なる日がほとんどだよ。
まっ、前後は大体満月で「見た目は同じ」だから、そんな堅い事言わなくてもいいんだけどね。

そうそう、上の↑上弦の月下弦の月はどう見分ける?満月に向かっていく途中の半月が「上弦」だと覚えればいいよ。
今晩「満月」が見えるといいね。