好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

小さな記事だけど

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今年3月31日にお店そばの若狭バースにも寄港した伊船籍の豪華客船「コスタ・クラシカ」に関してこんなニュースが流れてきた。
<18日未明、韓国済州島観光寄港からの帰り、上海沖で貨物船と衝突し、乗客数人が軽傷を負った>

同事故とはまったく別件の話しだが、<その17日に済州島に寄港した同号からは、男性30人、女性14人の中国人乗客が失踪(しっそう)。通報を受けた韓国警察が11人を島内のホテルで発見した>(上海各紙2010/10/19)

中国にはバブルと貧困の社会問題が急激に増大している。
内陸部の地方都市は若者や大卒の就職難、バブルの都市部では「地上げ」、開発のため安い代金で土地からの追い出しや農地の買い上げなどで「地域住民のデモ」が多発している。この中国政府は自国内の他のデモは取り締まるのに「反日デモ」は遠巻きに監視する(容認)だけだ。その不満のはけ口で「日本」が利用されている。一党独裁共産党も大変だ。「共産主義」というのは「格差のない平和で平等な社会を理想」としてるはずなのに。
日本では札束を抱えての中国からのバブル観光客がブランド品や不動産を買い漁っている、一方では海外に仕事を求めての「不法就労」だ。中国の社会問題の一端を表わす、・・・小さな記事が目にとまった。
(写真:那覇に寄港した時の豪華客船「コスタ・クラシカ」号)

追記:たった今こんな速報が入ってきた(日経ネットニュース)
<中国政府、2年10カ月ぶり利上げ 貸出金利0.25%>
・・・インフレとカネ余りの金融を引き締めるためだ。