好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

話題のレア・アース

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メディアの報道はいつも誇張し過ぎと何度か書いてきた。レア・アース(希土類)に含まれる17元素類のレア・メタル、端末機、自動車、TV・・・使用範囲が多種多様に及んでいる。中国(チベット等)が世界の生産の9割を占め日本がその半分を輸入している。それを中国が尖閣領有権問題に合わせたように(中国政府は否定してるが)日本への輸出停止との報道。さあ、大変、えらいこっちゃ、日本の経済は停滞、大打撃、今後どうなるか、もう中国の言いなりか・・・のような印象をもしかして受けていない?
なんで、いつもメディアはこうなのかね?センセーショナルにしか言わない・・・・

レア・メタルの企業備蓄は1年分はある。すぐ経済界に深刻な打撃はない。中国の輸出制限は今年の初めから縮小されてきている。これは中国国内の需要が増大してきたためだ。だから、すでに日本大手商社(豊田通商住友商事等)は他の地域での生産の準備を進めてきているし来年からは生産も始まる(ベトナムやカザフスタンで)。それより何よりレア・アース(希土類)は世界中のあちこちに無尽蔵にあり、日本国内でも大量の鉱床が見つかっている。
まっつ、それはいいとして、昨日書いた「経済戦争」は、そういう中国一辺倒の弱点を世界の友好国から供給できるチームワークを作るということだ。

メディア報道の仕方・(深刻と思う問題)にはまだまだいいたいことがあるけど・・・やめとこ。