好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

強気の中国

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中国の1万人余の来日観光予定がキャンセルだと。沖縄尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のせいだが、中国の行動は日本領海だけでなく、南シナ海でも大騒ぎになっている。

西沙(せいさ)諸島(バラセル諸島)はもともと半分は仏のベトナム統治下時代の諸島で、ただ今ベトナムと主権争い中。南沙諸島(スプラトリー諸島)は、台湾、中国、フィリピン、ベトナム、マレーシアと争議中。特にアメリカがフィリピンから撤退してからフィリピン主張の島を占領して建造物を構築したりしてフィリピンと争議中。
中国が、尖閣諸島で日本の神経を逆なでするような行動を繰り返しているのも、どこまでアメリカが日本を擁護する気があるか試している(米ニューズウイーク)との見方もある。アメリカは有事の際は日米安保で日本を擁護すると明言して中国の行動を抑止している。まあ、難しいことは細かく書かないけど、他のアジア諸国が中国の軍事力膨張にかってない警戒をしてるのは間違いない。

地図を(中国を下にして)ひっくり返すと分かるけど、上の海上部を日本、台湾、フィリピンが縄状に塞いでいる様な形になっている。陸地は広いが経済水域は狭い。中国の人口は約13億人(ただし、人口の増加を防ぐため 一人っ子政策が継続されているが、 実際はこれは平然と破られている)。広大な海底資源や漁業権の獲得にやっきになる理由だが、やり方が目に余ってしょうがないよね。いつまで続くやら・・・。