好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

脳死臓器移植3例目

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移植法改正後の3例目がなされた、50歳代の女性。本人の明確な移植希望はなし、拒絶の意思もなし、特にそれについて家族で話し合ったこともなし、家族の希望、決断、同意でとのこと。「誰かの役に立てたい。体の一部がどこかで生きていてくれたらうれしい」(移植ネットワーク本部の担当者が家族から聞いた言葉として)。家族の思いや決断や葛藤はいかほどか。

ちょっと驚いたのは、50歳代の・・・という言葉。改正で15歳以下も可能になったが、上は何歳までというのがはっきりわからなかった。そうなんだ、とあらためて自分も身につまされる。もちろん私もそうなったら、こんな体でよければ誰かの役に立てればと思っている。

沖縄に戻る決心をしたとき、庭の百日紅(さるすべり)の鉢を知人に託した。今日思わずその知人から写真がメールで送られてきた。蕾(つぼみ)の一部が花開いたと。8年経った、しっかり生きていた。