白梅学徒看護隊

8.15終戦記念日の前に沖縄では6.23に慰霊の日がある。沖縄戦終戦日だ。全島で戦没者の慰霊が粛々と行われる。ユウが沖縄に来た時「ひめゆりの塔」に寄った事を覚えていると思うけど。多くの人に(観光客訪問も含めて)知られているのでくどくは書かないけど。
この時期になると、ちょっと日にちをずらして個人的に訪問してる別の塔がある。
「白梅の塔」第二高等女学校(母校にあたるはるか昔の先輩女学生達)の碑。
碑に掘られた言葉にぐっとくる。「散りてなほ 香りい高し　白梅（うめ）の花」戦火の中解散命令でもはや逃げ場がない中に放り出されてそれでも看護活動を続け無念にも自決においやられた無念さが、閑静な林の中に漂う。あまり訪れる人もないけど(観光地化されていない)、いつも綺麗に清掃されている。
近くにはやはり戦死した当時米軍最高司令官バックナー中将の戦死慰霊の碑がある。戦争は双方にとって悲劇以外なにものでもない。