好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

鮪(まぐろ)

「魚」片に「有」と書いて「鮪(まぐろ)」。昔は(「万葉集」にも「シビ」という名で歌にも読まれている)好きなだけ獲れたんですね。それがいつの間にか(30年前あたりから)輸出より輸入が増え、EU(欧州)やアメリカより地中海や大西洋でとれるマグロの国際取引禁止案(輸出禁止案)が「ワシントン条約会議(絶滅種保護会議)で出る始末。
その案が、反対多数で否決されましたね。日本側(反対側)に同意したのはアジア、アフリカ、中東などの諸国。最近、国際上の大国というか強国のいわゆるじぶんたちに都合のいい案が他の諸国(開発途上国など)から「否決・反対」されるケースが目立ってきたね。とりあえず、バンザ~イ!
昔は、江戸時代などは、まぐろは「シビ」と呼ばれ、腐れやすく、「シビ」が「死日」という言葉に重なって決して喜ばれる魚ではなかった(保存技術がなかったから)。特に「トロ(腹の柔らか部)」の部位はもっとも腐るのが早く捨てられていた。清水の次郎長が接待で「寿司、食いね~食いね~」と大判振る舞いしたのも、「トロ」だけを大量に出しただけとのジョーク話しまである。
時代が変われば様子も変わる。「まぐろ(鮪)」、希少価値で高級魚になり、「トロ」が重宝がられる。
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