好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

ナショナリズム

まだ明けやらぬ暗闇で手が挙がった。あのゲストハウス前だと、外国人ファミリーだな。「ありがとう。空港へ。」 どちらから?フランスです。1歳になる男の子を抱きかかえてる。日本旅行ですか?ええ、東京、京都、金沢、倉敷、広島を回って沖縄が最後です。1ヵ月経ちました。これから台北へ行きます。「私もフランスはパリを2度訪問してますよ」
空港までは10分たらずだ、フランスの話になった。トライアンフ・アーチ(凱旋門)、エッフェル・タワー、ルーブル・ミュージアムなどの話をした。旅先で故郷の話を聞くのもいいだろう。が、さすがに凱旋門賞(世界最高峰の競馬)やましてやテロ襲撃の話題まではできなかった。
昨日はジャカルタでテロ、朝起きたら軽井沢国道でスキーバス転落・10数名が意識不明のニュース。空港から戻るふ頭の街灯りに照らされる海をながめてると、いろんなことが頭をよぎる。
ジャカルタ(インドネシア)も昔海外合弁会社設立のため何度か訪問した国だ。そういえば、インドネシアといえば主治医のもりきこそもっと近しい国だ(日本人医師で長いこと赴任していた)。

イメージ 1先日彼から借りてた本を返した。「甘えるな!」か。なにを「甘え」というのか。「義に過ぎれば固くなる」(伊達政宗) 正論を強調しすぎる人は頑固になるもんだ。「知に過ぎれば、嘘をつく」とも続く。