好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

修行

イメージ 1なるほど、違うもんだなぁ。乙川優三郎に凝って、彼が一番尊敬するという作家山本周五郎を読んでみた。「おさん」。前に一度読んだ本だが・・・全然違う。なんというか、以前は見えてなかった「行間」が見えるというか。本の中身が変わった訳じゃないよな。乙川優三郎を通して山本周五郎の感性に少し触れられたというところか。
<坊主憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い>という。嫌いな奴が好むものは嫌いになるが、逆もあるんだな。好きな人の好みは好きになる。

仲村さんから送って頂いたDVD、「上気元の魔法」。人は生まれつきは<不安を心配する>ようにできてる。それを打ち消す術も実は神様は用意してくれてる。上機嫌でいること。「言霊(ことだま)」というか、言った言葉は自分に返ってくる。ジャガイモを植えればジャガイモを刈るようになるし、不機嫌だと不機嫌を刈るようになる。暗いと周りも暗くなるし、上機嫌でいると周りも上機嫌になる。上機嫌は自分の意思ひとつで出来る。という主旨だったと思う。・・・理路整然として、疑いをはさむ余地はない。

言うは易く行うは難しだなぁ。喜怒哀楽を素直に表せる人は人間的にそう嫌いではないし、いくら上機嫌にふるまってるそぶりでも妥協や迎合する奴は嫌いだし、嫌いな奴が好きなものはだいたい嫌いになるし、同じ本を読み返すたびに違うなぁと感じたりするレベルでは、修業が足りないんだろう。修行、修行。
それより、仲村さん、DVDありがとうございました。明日将棋大会得意の「乱打戦」やりましょう(笑)。