好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

言語事情、中国

「あれっ、中国語だけど、なんか違うな・・・。あの~お客さんすみません、今日はどちらから?」、「上海です」と。
・・・なるほど。台湾語と似てるようで、似てないもんだ。

9月までの統計で訪日外国人観光客が早くも昨年を上回ったと、ちらっと聞いたニュース。
確か国別では中国、韓国、台湾、香港の順だったかな。摩訶不思議、なんでかね~、政治的に一番ギクシャクしてる中国と韓国からが1、2位とはね・・・。
沖縄だけを見ると、圧倒的に台湾だ。あと、韓国、香港、中国と続く。地理的だろうな。ダントツ1位の台湾は目と鼻の先、香港からみても沖縄は一番近い日本だ。本土に行ってる圧倒的中国人観光客というのは北京や上海からで、沖縄に来る中国人は昔からつながりの深い福建省(アモイ)からが多いんだろう、と思うが。

イメージ 1よく、中国にはいろんな中国語があって、日本でいう「方言」くらいの違いがあるという人がいる。方言くらい?とんでもない。
昔、香港に仕事で行ったときに聞いた。「北京語や上海語って、みなさん解るの?」 その香港の顧客たちは「お前、わかるか?」、「全然!」などと仲間内で話していた。確か香港のTVではどっちかの中国語放送に、字幕(それも2種類ーだったと思うが)が出てた。ま、言わんとするのは同じ中国語といっても北京語、上海語、広東語はもちろん、台湾語も全く別の言語というくらい違うと思っていい。
なんで、ひっくるめて「中国語」というのかなぁ・・・?不思議の国、中国。