好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

旧暦と旧正月

やはりか、先頭のタクシーが動き始めたのは9時15分だ。第1便の飛行機が到着してからだ(当たり前と言えば当たり前)。結局2時間弱の待機になったか。どれくらい後ろに待機車両が集まってるんだろうと振り返ったら、ん?いつもの半分だ。おかしい・・・これなら1回目を降ろした後もう一度戻って待機した方がいい。
2回目の待機。やはりだ、いつもの半分だ。わずか1時間の待機で自分の番が回ってきた。そうか、そうだった、突如理由がわかった。今日は旧正月の大みそかだ!旧正月と言えば代表は南部の糸満市だ。そう気が付いて待機してるタクシーを見渡したら、やっぱり糸満の会社の車両が皆無だ。個人タクシーの所在地は分からないが恐らく南部の個人タクシーも間違いなく今日は休みだろう。そうして、3回目も4回目も短時間で回転、今日は都合6回空港にお世話になった。
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糸満市は昔から「海人(うみんちゅ)の町」として繁栄してきた。月の満ち欠け、潮の満ち引き、「旧暦2月風廻り(にんがちかじま~い」など(2月は海の天候がころころ変わりやすい季節)」、海の町は「旧暦」で生きてきた。(農業もしかりで、旧暦は不可欠だ) 旧正月を祝う市町村はどんどん減ってきてるけど、糸満市は変わらない。いいなぁ~。
急に冷えてきた。明日は二十四節季(にじゅうしせっき=季節を表す暦)でいう「雨水」。雪が雨に変わってくる季節。東京は明日は雪か雨になるか。こっちは明日の旧正月も空港詣(もう)でになりそう。