好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

空港考-2

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1回目は近距離。即戻って再び待機。その間に昼飯にするか。タクシープール内に簡単な食堂「琉金」がある。沖縄そばが400円、日替わり500円、弁当も300円と400円・・・。いずれ試すとして、今日は自前の弁当。なんせ食材が山ほどあるんで少しでも消化しないと。
イメージ 2シャケ照り焼き、メルルーサ(フィレオフィッシュ)の香草揚げ、エバ唐揚げにミミグワー(豚の耳)の味噌炒めにレタスオリーブオイル・サラダ、缶コーヒーも頂き物・・・「琉金」の400円弁当には相当するな。さて、飯も食ったし、そろそろ2回目のお客さんだ。首里のだるま寺まで、よかった中距離、1時間半待ちだった。
 
しつこく3回目も空港待機・・・2時間ちょい経過・・・帰社時間に間に合うか?第一ホテルまで、近距離だが逆に会社近くで今回だけはホッツ。近場で時間迄流すか。と、車椅子のおばちゃんを連れた4人組の手が上がった。国際通りまで、これも近場だから帰社時間にちょうどいい。
途中「松山公園」を通過する。と、おばあちゃんが「ここは県立第二女学校があったのよ」と。えっつ、おばあちゃん、詳しいですね。ええっ、そこの卒業生ですから。なんと、あの悲劇の「白梅看護隊」の生き残りだった。はじめてその生き証人から当時の話を聞くことができた。「おばあちゃん、個人的だけど、わたしも沖縄終戦記念日(沖縄慰霊の日)には糸満の「白梅の塔」に何度もお参りにいってるんですよ。東京にいる娘が来沖の際も連れていったこともあるんですよ。<散りてなを 香りい高し 白梅の花>は素晴らしい詩ですね」 
おばあちゃん、「ありがとう、ありがとう」と、何度も頭を下げていた。ああ、それだけでも今日はいい日だったな。観光ガイド資格の名札を見つけて名刺まで催促されたよ。