貴婦人

 

喧嘩するほど仲がいい、とはよく言われる。欧州とアメリカなどは特に激しい論争でぶつかる。しかし、いざとなったら、頼れるのはその喧嘩仲間のほうだ。論争の中に巻き込まれず無難に遠巻きに見てるのはいざという時は頼りにならん。害はないがただの傍観者で蚊帳の外だ。

 

「えっつ、政府関係者の視察か・・・。じゃ、一般客は乗ってないな」　日頃は客を奪い合うﾗｲﾊﾞﾙとも言えるが、一旦待機場などで降りて話をすると、あれやこれや情報交換する頼れる仲間たちに変身する。そこは同じ戦場に立つ同盟国だ。

久しぶりの「にっぽん丸、黒い貴婦人」。ま、姿が見れただけでもいい。♪～かと言って触れもせず、そんな風に君のまわりで～♪　今日はあきらめるか。