好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

待機の心理

夕時の全国ニュース・・・。東京銀座の夜の客待ちタクシーの列、なんと160台か、規模がでかい。二重駐停車に渋滞・・・唖然。これを解決したという。通りの待機を20台に限定、1台出ていく毎に離れた空き駐車場に待機していたタクシーがセンサーでキャッチし向かう。センサーをキャッチできるシステム登録制だ。
イメージ 1器の規模は違うが、那覇市の待機も凄い。夜から明け方の繁華街松山などは片側車線は待機でふさがっている。曲がり角(ここがお客を拾えやすい)でも平気な待機車。一般車はその迫力に声も出せずに静かにやり過ごす。一見無秩序にみえるこの「待機」、実はタクシー仲間で暗黙のルールで成り立っている。だからという訳ではないが、タクシー同志のいざこざはそう聞かないだろう。待機の仕方、ルールはその場所によりさまざまで、実践で覚えていくしかない。もし新人が知らずに割り込んできたら必ずそこにいる先輩格がやんわり話しかけてくる。
 
確かに一般ドライバーにとっては常識的に違法で頭に来ることもあるだろう。「わかってますよ。これでもルールの中でやってるんだ。違法ラインすれすれはわかった上だ」と思っている待機タクシー。いちいち喧嘩などしてたら体がいくつあってももたない。最低限のルール、変なところでチームワークがとれてる(笑)。
 
イメージ 2台風12号、15号で寄港できなかった「Aqerius」、今週も台風17号でだめか、と思っていたらあれあれ待機車の列。しまった、来るのか。遅ればせながら後ろにくっつけた。3週間ぶり・・・すでに懐かしい。