好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

逆立ち幽霊

雨だ。外を通る車のタイヤ音でわかる。
 
イメージ 1昨夜は面白い話しをありがとうね。ネットで調べたら、あった。沖縄では超有名な怪談時代劇なんだ。「まかん道(真嘉比の道)か。時々流す道だ。病気がちの夫が「俺が死んだら、お前はほかの男の方へいくんだろう」、美人で評判の妻は、みずから鼻を削ぎ落として夫への忠誠を誓った。その後病気から回復した夫は、逆に醜い妻を捨て他の女へ走った。妻は自殺し夜な夜な幽霊となって出てきた。夫は墓の棺桶を開け、死んだ妻の足を釘で棺桶に打ち付けた。足の自由を奪われた妻は今度は「逆立ち幽霊」となって現れた・・・こんな話し。
 
調べたら、みえ橋にもこんな話が。しとしと雨が降る夕方時、早仕舞いしたアメ屋のドアを叩く音。出てみたら女の人が「すみません、アメをください」。こんな雨の日にわざわざ。こんなことが翌日も続いた、不思議に思った主人があとをつけたら、女が消えたあたりの墓から赤ん坊の泣く声が。墓の中には死んだ女のそばにアメをしゃぶって泣く赤ん坊が・・・お祓(はら)いをし、「成仏しなさい、もうでてこないで」と、女の足を紐でしばった。それでもその後も赤ん坊を残した未練があるのか、「逆立ち幽霊」となってみえ橋かいわいに現れると。
 
イメージ 2いろいろ脚色されて話が作られているようだ。雨がしとしと降ってるので、つい昨夜の話しを思い出しましたよ。
そうそう、あの、店先のアマリリス、雨に濡れた姿もいいもんだ。怖い夢にうなされないように、最後はきれいに終わろう。