好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

美しい説法

「維新の会」の勢いが止まらない。
一昨年、昨年のビジネス書として空前のベストセラー「もしドラ」を思い出す。「もし高校野球部女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』をよんだら」の略だね。

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ドラッカーオーストリア生まれ(ドイツの支配下色濃い)、ナチス(ナチズム)批判で活動・生活の場を英国、米国に移した。現代社会の経営学の父と評されている。彼の著書の一部にこんな文が。ナチのアジテータ(煽動者)が熱狂する民衆を前に「我々はパンの価格の値上げも値下げも固定化も要求しない。ナチズムによるパンの価格を要求する。」民衆はわぁーと熱狂で応える。
熱狂は、うっぷんのはけ口の大きさに比例する。なんのことない。パンの価格はあなた達の自由にお任せする事に賛同している。

「維新の会」の熱狂に危うさを感じる人は多い。マニフェスト「維新八策」、衆院議員定数半減、消費税の地方税化、首相の国民投票…やってほしい政策が国民の熱狂を煽る。
自分の言葉の美しさに酔った時が危うい。
久しぶり…政治のはなし。