参加国２０４

イントロが流れただけで観客が立ち上がる。亡くなったフレディ・マーキュリーの動画が観客に呼び掛ける。観客の総立ち。ステージにクイーンの登場。いやいや･･･そうか、ここは英国ロンドンだ。ちょっと前に、世界の主流のスポーツ源流は英国だと書いた、･･･書き忘れ、音楽もだ！

 

オープニングのポール・マッカートニー(ビートルズ)は観れなかったけど、表彰式に流れるBGM「炎のランナー」、フィナーレにクイーンの登場で英国の音楽の底力をあらためて感じさせる。数え切れないスーパー・ミュージシャン次々と誕生する。ビートルズにクイーンか。なんならピンク・フロイドもローリング・ストーンズも、あれもこれも流れてほしかったなぁ、それにエンヤもアデルも・・・こら～！そりゃ、いくらなんでも贅沢だろう(笑)。

 

祭典が終わった後の、冷え切った経済や国際紛争がすでにチラつきはじめた。･･･嵐の後には必ず凪(なぎ)がくるもんだ。　英国ではなく「大英帝国」の歴史をまざまざと感じさせる大成功の演出。終わったものは、終わり。

A straw shows whichi way the wind blows　(一葉落ちて、秋を知る)といったところか。