好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

ロンドン五輪

ロンドン五輪、代表に選ばれた選手たちの喜びや決意を語るニュースが目立ってきた。ちょっと気になる事が。聖火の炎、あれ、ギリシャアポロン神殿で太陽光から取り出した炎を開催国に運ぶ。そのギリシャがゴチャついている。まさか、ギリシャ財政破綻の炎をEU全体にばらまかれるんじゃないか・・・なんてね。
「五輪で重要なのは勝つことではなく、参加することだ」と誰か欧米の(先進国の!)お偉いさんが言った。
 
菊農家のオーナーからあるカレンダーを見せてもらった。農家の虎の巻で、肥料撒きや除雑草剤散布、防虫防菌散布の時期を示したバイオリズムのようなカレンダーだが、なんとそれが潮の満ち引きに符号している。だから農家は旧暦で動く。植物だけじゃない、鳥や昆虫の活動も潮の満ち引きに連動して活動しているんだと。ほんとかよ~と思ったが、言われてみればそれらしき自然界の不思議には聞き覚えがある。
その源、あらゆる地球上の生命の源の太陽。聖火の炎にはその畏怖の念が込められているのだろう。
 
イメージ 1で、あるカンボジアの記者がこう言った。「参加することに意義がある?五輪は大国のための大会。参加するのは勝者にいけにえをささげるようなもの」だと。なんとなく笑えるし、納得する人も多いんじゃないかなぁ(笑)。太陽は勝者にも敗者にも平等だ。
 
沖縄、八重山からもはじめてのオリンピック代表、自転車ロード選手、新城(あらしろ)ゆきや。ユウと同じ1984年9月生まれで、日本人としてツール・ド・フランスを仏チームで初めて完走した凄い若者だ。