好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

モンシロチョウ

イメージ 1「モンシロチョウの寿命ってどれくらいかなぁ?」とおばさんたちの声。刈り取った跡の菊畑はすでに雑草が生い茂って切り株からあたらしい菊が咲き始めている。その蜜をもとめてモンシロチョウの大群が舞う。
「寿命ね~?」 気になって調べた。暖かい地域で、卵からふ化し毛虫になるのに1週間、毛虫(黄茶色全身毛むくじゃらの毛虫からアオムシにかわる)からさなぎになるのに2週間、さなぎの期間を1週間過ごして脱皮モンシロチョウとなって2~3週間。
モンシロチョウ(成虫)になるのに1ヶ月もかかっている。飛び舞う期間はそれより短い2~3週間か。成虫になる前に鳥やカマキリやバッタの餌になり、ハチやハエが卵に寄生し食い殺され、数々の困難を乗り越えての生き残りだけがモンシロチョウとなる。他の生き物の餌になる運命の生き物はできるだけ多くの卵を産んで生き残りの数にかけるしかない。自然界の流れだ。
 
今舞っているモンシロチョウは2~3週間の命。繁殖のためだけに残された時間だ。明日から、菊畑に舞うモンシロチョウの見方が変わりそうだ。
世間は明日からGW、大型連休。 ・・・俺たちに、明日はない。