好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

日暮し

殿様から藩の成り立ちの記録を任された。期限は10年。それが終わると切腹がまっている。
記録(日記)のタイトルに「蜩(ひぐらし)ノ記」と書いてある。
「蜩とは?」
「秋の気配が近づくと、夏が終わるのを哀しむかのような鳴き声に聞こえます。それがしも、来る一日を懸命に生きる身の上でござれば、日暮しの意味合いを籠(こ)めて名付けました」
 
イメージ 1日暮しか。思い思いの会話も名残惜しそうな「陽水会」の皆さん、お店をでた直後から外は雷ゴロゴロ土砂降りとなった。まったくコロコロとよく変わる空模様だ。懸命に生きることなどいちいち意識などしてる暇はないが、そうして一日が暮れていく。
しかし、なんだね、こんな店に定期的によく来てくれるみなさんに感謝。「陽水会」の度に手伝ってくれる陽子さん、すっかり板についた賄(まかな)い振りだ。
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