好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

海底魚

まぁ日本人としては背は高い方だが、これがわざわいする場合もある。茶畑のように広がる菊畑。延々と腰をかがめて菊の根元に肥料を撒いていく作業。勝ち負けのある試合ならいざ知らず(バスケなど)頑張れるのに、目的地の見えない旅を続けてるようできつい。
イメージ 1刈り取り、束ね、仕分けの作業。農家のオーナーのおばあちゃん。これが御歳77というのに30歳代の女性たちもタジタジの考えられないくらいの元気さだ。恐れ入る。A級Lサイズ、B級、Sサイズと仕分けていく。ひょろひょろ頼りない菊は振り捨てられていく。しばらくやっているとその違いがつかめてくる。段ボールに詰めJA(農協)糸満支局へ初納入~。しかし、JA倉庫の作業員たち、暇そうだなぁ~(笑)。民間に比べて明らかに作業員頭数も多く実にのんびりムードが漂っている。イメージ 2
 
暖かい沖縄の菊は一大産業だ。内地が寒い12月(正月)や3月(春のお彼岸)がピーク。8月のお盆シーズンは暖かくなった内地の菊農家で間に合う。去年は沖縄の菊農家は3・11の影響で大打撃をうけた。えっつ?なんで?神戸や東京での中間卸業者が「計画停電」で冷温温度管理ができなかったため軒並み受注を中止したからだ。福島の海底(うみそこ)魚のヒラメやアンコウからは今だに基準をこえるセシウムだ出てるように、あまり知られていないが、影響はあちこちに広がっていたんだねぇ。