好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

マヤ文明、地球滅亡説とは

今日は文化の日明治天皇誕生日。その明治維新の頃をさして「ざんぎり頭を叩けば、文明開化の音がする」という文句をよく聞いた。武器ではなく「文(書物)」、いわゆる教育で国を「近代化」しようというんで西洋思想を取りまくった時代の名残だ。
天文学にはちょっと興味がある。偶然見たNHKの「ワンダー・マヤ文明」はおもしろかった。ん、そういえば、天文にも文という文字があるね。今気がついた。天を文字で表す。
イメージ 1マヤ遺跡(メキシコ、グアテマラ地域)は天文学の宝庫だ。ちょっとWikiってみた。来年2012年人類滅亡説(映画)なんてのも話題になってるからね。根拠は遺跡に記されたマヤ暦が来年2012年12月23日で終焉してるからだ。なんと暦は紀元前3114年に始まりプラス2011年、今5125年でやっと1周という気の長い暦だ。もちろん月の周期(29.53日)、太陽周期(365.24日)も小数点まで把握していた文明だ。なんか根拠があるのだろう。マヤ遺跡の神殿やピラミッド(墓)には春分の日秋分の日、季節を把握するあらゆる技術がちりばめられている。火星や金星など惑星の軌跡まで把握していた。天を文で現した古代文明だ。
 
写真は通称「カタツムリ」と呼ばれてるマヤ天文台天体望遠鏡もない昔々、縦長の細窓から来る年も来る年も何世代にもわたって天空を観察し続けていた。なんか、夜はその窓から光る目が覗きみえるようだ。ご苦労さん、私たちがもうすぐ正月をむかえますよ、と語りかけたろうか。