ブエナ～、ありがと～

夏休みを利用して東北を一周旅行した時、秋田の象潟(きさかた)に寄ったことがある。芭蕉の『おくのほそ道』に「象潟や雨に西施（せいし）がねぶの花」と詠んだうたがある。。西施とは、中国の伝説の美人だ。ライバルの呉(ご)の王のもとに送りこまれ、その色香で王を夢中にさせ、呉が滅びる原因になったとされてる。･･･ねぶの花が合歓(ねむ)の木の花だったことを今知った。ネムノキとは、あの、葉っぱが夜になると２枚重なって閉じるやつだ。まっつ、雨がしとしと降ってるもんだから、暇つぶしだ。

６月ももうすぐ終わる。１年の半分がもう終わる。というか、昼過ぎ、競馬の前半を締めくくるファン投票選出馬のビッグレース「宝塚記念(阪神競馬場)」があった。的中～！１万６千円ゲット～！暇の上におまけがついたみたいだ。「ブエナビスタ～(２着に)届いていてくれ～」と、写真判定が出るまで冷や冷やのゴール前の判定だった。有力馬たちは９月秋競馬まで涼しい北海道などに放牧に出て、しばらく大きなレースとはさらばだ。さて、人間様はそうそうのんびりという訳にもいかないか。