好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

ロバート・ゲーツ退任

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6月いっぱいで退任が決まったゲーツ米国防長官(67)が米TV番組に登場、CIA長官を経て公職の大半を情報と政治の世界で過ごし、オバマ氏を含めて計8人の大統領に仕えた。

ウォーターゲート事件ニクソン氏は「外交で輝かしい成果を挙げたのに、ゆがんだ個性のせいか最も変わった人だ」。旧ソ連アフガニスタン侵攻やイランの米大使館人質事件で窮地に立ったカーター氏は「優先順位を決められない人。同時に多くの結果を出そうとして、うまくいかなかった」。イラクへの米軍増派決定を下したブッシュ氏は「世論に惑わず、決断を歴史に委ねる覚悟があった」。また、「決断が遅い」と批判されがちなオバマ氏は「時間をかけてあらゆる情報把握に努めるが、厳しい決断を恐れない人だ」という。(産経論説)
個々のスタイルは異なるが、ゲーツ流にいえば(1)優先順位をきちんと決める(2)多様な意見に耳を傾ける(3)熟慮を重ねた上で難しい決断から逃げない-が指導者の最低条件ということだ。

どこぞの国では、「逃げるな。続けろ(原発注水)」と怒鳴り散らしたというヒーロー談をつくり、発表は待て、おれがする(東電の計画停電)、それはおれが発表する(経済産業省浜岡原発停止要請)・・・間違っても他人の功績を横取りしたり、思いつきで判断して、後は部下に責任転嫁したりでは誰もついてこない。惜しまれて退任する人もいれば、不信任を首にぶら下げられる人もいる。
・・・スンマセン、器(うつわ)の比較を間違えたか。