好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

ナイチンゲール生誕の日

イメージ 1

習慣のように読んでいると、目に留まるコラムというのがある。
今日は近代看護教育の母、「白衣の天使」の語源となったナイチンゲールの生誕の日らしい。戦傷兵を収容した病院では、毎食の肉は骨も含めた重さで量られ、患者に割り当てられた。当然、なかには骨ばかりの食事になる患者もいる。彼女は骨を除いて量るべきだと進言した。・・・回答は、「肉から骨をはずすには陸軍の新しい規則が必要だ」と。

原発事故で住民が2時間の一時帰宅を認められた。帰宅にあたって国から同意書に署名を求められたという。〈自己の責任において立ち入ります〉。それでは、自己の責任だったらいつでも戻っていいのかと言いたくなる。こんな冷たく突き放すかのような手続きを、誰が考えているのだろうか。

美しい花をまき散らす者が天使ではない。天使とは、悩める人のために闘う者であると。(ナイチンゲール)
(読売新聞)