好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

相手の立場になって

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授業に自己分析の課題があった。ある学者が作ったという「エゴグラム」による分析結果、結果をみると、良い点と悪い点があるが、アドバイスに「・・・相手を思いやり・・・」とあった。
相手を思いやるとは、思いやりにもいろいろあって難しいと思うが、相手の気持ちになって、ということかな?
今日の新聞コラムにこんな記事があった。
幼い子供が二人、原っぱで遊んでいた。一人が誤って穴に落ちてしまう。もう一人の子は家に駆け戻り、大人の助けを求めた。「××ちゃんが高い穴に落ちちゃったよ…」。・・・深い穴ではなく、高い穴だ。助けを求めた子は穴を上から見下ろすのではなく、友だちと一緒に穴の底にいる気持ちでいたからだろう。(読売「編集手帳」)
ねっ、相手の立場になってというのは、言うは易く行うは難(かた)しですね。

未曾有の災害のさなかに、15歳未満のドナー(臓器提供者)となった脳死移植が終わった。息子の気持ちになっての決断だったろうが、ご家族のここに至るまでの思いは計り知れない。
(写真、一つの奇跡の生還)