ディスカバリー最後の飛行

今朝早く(日本時間)、スペースシャトル「ディスカバリー（Discovery）」が打ち上げられた。最後の飛行で、帰還後は２６年の宇宙飛行から引退する。多くの日本人宇宙飛行士を運んだ。向井千秋、若田光一(２回)、野口総一、星出彰彦、山崎直子。
スペースシャトル計画は多くの犠牲も生んだ。1986年の「チャレンジャー（Challenger）」は世界中が打ち上げを見守る中打ち上げ直後に空中分解した。2003年には、昼間の帰還だったため多くは中継されなかったが、「コロンビア（Columbia）」が大気圏突入時「これから戻る」、「地上で会いましょう」との普通の管制センターとの通信やり取り後、突然空中分解した。
残る現役２機のシャトル「エンデバー（Endeavour）」と「アトランティス（Atlantis）」も今年最後の飛行を予定後は引退しスペースシャトル計画は終了する。今後、ISS(宇宙ステーション）への物資輸送は先月末にも打ち上げられ無事輸送を完了した日本の有人対応型無人宇宙船「こうのとり」(HTV)が担う。
しかし、地球上ではニュージーランドの地震に祈りが飛び交い、リビアの崩壊で銃弾が飛び交い･･･。