e-タックス(確定申告)

昨年度分の「確定申告」が本日より始まった。去年は雨・強風の中だったなぁ･･･で、今年も受付初日に会場へ。世間では、「あ～また確定申告の時期だ～」とあまり嬉しくない声をよく聞く。「赤字」の数字を見るのが気が重いのか、申告手続きが難しくて、煩(わずら)わしくてというのがあるのかも。
Book-Keeping(ﾌﾞｯｸｷｰﾋﾟﾝｸﾞ)、いわゆる「簿記」の世界だ。その簿記の基本を多少なりとも知ってないと青色申告は苦痛かもしれない。損益計算書(P/L)、勘定科目、貸方・借方･･･。しかし、簿記をやったことのある人はわかると思うが、なんせ、凄い！誰がこんな「嘘隠しのない数字の整合表」を発明したのかと感心する。イタリアのミラノの商家で生まれたときいてる。

おお～、今年は会場が一変していた。鉛筆と電卓を片手に税務署担当者と顔を突き合わせ熱気むんむんだった風景が、e-タックス(電子申告)だ！パソコンが整然とずらり。担当者が申請者にマンツーマンで教えている。これは、いい･･･と思ったのは私だけでしょうか。ただでさえ(簿記は)難しいと思ってる人たちは、あらたに「パソコン操作」の前で、呆然(ぼうぜん)･･･としてるかも。
オレンジ服の指導員、聞かなかったが、操作を教えるアルバイト員だろう。手を挙げてるのは「終了」の合図で税務署員の最終の確認を要求している風景だ。