好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

米長(よねなが)の言葉

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探(さぐ)りあいの国会(衆院予算委員会)が続いている。胸の内は春の統一選挙戦がちらつき、重~い空気が流れている。命綱である予算関連法案を通したい政権、その焦りを逆手に政権奪回(だっかい)の機会をうかがう自民党、そのカギを握るキーマンたろうとのその他の小野党。おだやかな議員、敵意むき出しの議員、怒り心頭の議員、顔色伺いの議員・・・仕事だ、みんな頑張れ。

かたやどこのメディアも連日大相撲八百長報道。誰かわからぬあの人この人が突如マスコミに登場してああじゃこうじゃとの解説オンパレード。胃かいようになりそう。勝ち越し(8勝)したらあとは「お金」で負けを売る八百長。犯人探しだけでは終わらない根が深い構造体質。

「自分には勝ち負けに意味のない消化試合でも相手にとっては大一番のときこそ、全力で勝ちにいけ」。そのこころは、戦いの場を離れれば仲のいい友人だったりする。その友を地獄に落としかねない。そうだからこそ、心にひそむ邪念、ひるみを振り払うことが勝負師たる者の厳しさであり誇りなのだ。(元将棋棋士米長邦雄(67)-日経「春秋」より) どの職種、政治にも、友人付き合いにも通じそうな言葉ですね。わかっちゃいるけど、米長さん、実行するのは並大抵のことではないですねぇ(ため息)。
(米長さんは現在日本将棋連盟会長)