好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

欧州周辺も

チュニジアの「ジャスミン革命」がエジプトに飛び火~。イスラム各国の長期独裁政権の危機が迫っている。欧州も大変だねぇ。ロシアではまたもやモスクワ空港での自爆テロ事件(犯人未特定、これまでは弾圧をうけたチェチェン民族による報復だったが・・・)。民族紛争、宗教紛争・・・武力での終結は断末魔。報復の連鎖がおわらない。

先週の中国の胡錦濤国家主席の訪米。ホワイトハウスでの晩餐(ばんさん)会で、先にこのブログでも書いたことのある国際的中国人ピアニスト、ラン・ラン(郎朗)(28)が曲を演奏した。その曲が、なんと中国人なら誰でも知っている、中国人民解放軍と米軍の激戦の様子を残虐に描いた反米宣伝映画の主題曲「わが祖国」だった。米報道によると、<ラン・ラン氏は、この曲を選んだ理由について、晩餐会の前に収録した香港TVには「この曲をホワイトハウスの晩餐会で演奏することは、中国人にとって大変な誇りになると思った」と語っていた。しかし、演奏後に波紋が広がると「子供のころから好きな曲の一つだった。メロディーが美しいという以外の選曲理由はない」とのコメントを出した>とのこと。

TVに写る笑顔の表面の外交裏に、米中関係の溝の深さは測りしれない。
もうひとつの米メディアはこうも言ってる。<中国系ブログには「米国人は曲に酔っていた。本当に間抜けだ」といった書き込みがあふれている>と。(産経、ワシントン報道)
音楽もスポーツも政変の道具に使われたら・・・トホホ。しかし、フェイスブックを初めとするネット社会の恐ろしさは、結末・想像をはるかに超えているね。