好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

人材払底(じんざいふってい)

人材払底!入れ物の底をさらっても何にも残ってない。物がなくなって乏しくなる。
... もはや完全に「死に体」となった仙菅内閣。その再生組閣内容は。
私心が透けるなら、やはり政治は信を置けぬ代物・・・与謝野氏の祖母与謝野晶子「明日(あす)」と題する詩、憧れの明日はやがて〈平凡な今日に変り、灰色をした昨日になってゆく〉と嘆く。どこか国民が民主党にゆだねた「明日」の、これまでの末路を思わせる・・・六分の不安、四分の期待で見守らせていただく。(朝日天声人語) 諦(あきら)めだね~。
女の尻を追いかけ回す男を、「頑張れ、頑張れ」と仲間が囃(はや)す。人材払底(じんざいふってい)の感は否めない・・・が、しかし、これが一国の浮沈を分ける内閣には違いない。やはり「頑張れ」と声を掛けておこう。(読売、編集手帳)。やけっぱちだね~。
ただし、その顔ぶれはとてもクラゲの「若返り」といえる清新さはない・・・とはいえ・・・これが再生の最後のチャンスであろうこと、そして海流まかせのクラゲ浮遊は今後もう許されない。(毎日、余禄) 深海の暗さはのぞけないがごとしだね・・・。
妻をめとらば才たけて……(与謝野鉄幹「人を恋うる歌」)を高唱する場面など、昨今まず出くわさなくなった。それでも・・・やっぱりどうも腑(ふ)に落ちない。・・・伸(の)るか反(そ)るかの賭け・・・。(日経、春秋)
「無理筋」、「無理が通れば道理が引っ込むような話に…」と無念さをにじませた(退任の仙石)・・・が、同調する人は少ない。「禁じ手」まがいの手こそが、国民の目には延命のための「無理筋」としか映らないと思うのだが。(産経、産経抄)

今朝は、5大メジャー新聞、満場一致の「人材払底(じんざいふってい)」コラムでしたね。ジャンジャン!
(久々の政治コメント、気に召さない人にはすんませんでしたーーー若者の政治離れが気にもなるのです)