もう一つの茶番劇

中国政府が欧州各国に現在中国国内に服役中の劉暁波氏へのノーベル平和賞の授賞式に出席しないよう求めている。
先週の20ｹ国欧州会議で総額約200億ドル(1兆6200億円)の航空機大型商談をフランスとまとめ、国難のギリシャやスペインからは大量の国債買い入れで「恩」を売りつけた中国。

札束での圧力がいまもって主力外交手段となりえるか。欧州の結果を見てみましょう。
チベットのダライ・ラマ、ミャンマーのアウンサン・スーチー、なぜか中国が目の敵にしている人物がノーベル平和賞を受賞する。

(注訳)
ミャンマーの軍事政権は中国が後押ししている。ミャンマー国内で許されている外国メディアは中国の「新華社通信」だけだ。中国の狙いはミャンマーの資源とインド洋の権益だけどね。