好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

コラムニストはどろぼう

悪口ではありません。尊敬と愛嬌を込めていってるつもりです。
あるコラムニストが自分についてのコラムをこう書いています。(あえて、今回は誰とはいわないでおきましょう)

・新聞の一面コラムは家にたとえれば縁側だ。家に上がる時、玄関から上がってくるのは堅苦しいけれど、裏にまわって縁側から「こんにちは」と行けば入りやすい。

・一面コラムは「シワ」です。普通の記事は時代を見つめるという意味で「目」だと思います。時代を嗅ぎとるという意味では「鼻」かもしれない。社説は「こうすべきだ」「あれをやらねばならない」と注文をつける。これは「口」の役割です。白骨死体を復元した写真は違和感がある。それはシワがないからです。うれしいときには目尻にでき、悲しいテーマを取り上げたときには眉毛のところにできるのがシワです。

・昔、ソ連が崩壊した時にモスクワの食糧不足が随分話題になりました。穀物の需要と供給を詳細に分析した原稿もいろいろありましたが、モスクワ特派員が書いた10行ほどの原稿が載りました。「モスクワ動物園のトラが餓死した」というものです。トラの食べる肉を飼育員がネコババしてしまったのが理由でした。読んだ人はソ連の経済分析によって心が動くわけではなく、飢え死にしたトラを想像して心が動くわけです。

また長くなりそう。これでは「コラム好き」に矛盾してるね。
・・・他のエピソードは下記のURLに。
http://masato2486.ti-da.net/