好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

旅先の紙一重

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スイスのサンモリッツ~ツエルマット間の「氷河鉄道」で脱故。旅先の楽しみが一瞬に崩れ去ったろう。
大分昔、ロンドンにいるときついでにドーバー海峡を渡ってヨーロッパ大陸の方を旅した。その時↑そこのスイスのツェルマットを訪問した。ヒヤッとした思い出がある。
ツェルマットは小さな山間の町。そこから登山鉄道で終点マッターホルンの麓(ふもと)まで行った。険しい崖をギリギリ這うように登っていく。知人の一人が窓から顔を突き出しピースサインをした。2~3座席後ろからこちらも窓から顔を出してカメラをパチリと撮ってあげた!その友人が座席に引っ込んだ途端だった。登山列車が曲がりながらいきなりトンネルに入った。列車とトンネルの隙間はぎりぎりで、おそらく<窓から顔を出すな>くらいの注意書きはあったのだろう(ドイツ語かなんかで)。知人はトンネルに後ろ向きでピースしてたから全く気がついていなかった。いや~、今でもそのヒヤッとした記憶が残っている。

余談だけど、マッターホルンについた知人達何名かは思い出にとスキーにでかけた。スキーが出来なかったわけじゃないけど、自分は思いとどまって一人コーヒーを飲みマッターホルンを眺めて時間を過ごした。数時間がたって知人達が戻ってきた。ほとんどがまっ青な顔をしてぐったりしていた。想像以上に険しいコースだったんだろう。そうであれば、自分も行って経験しとけばよかったかなと思った記憶がある。
旅に「危険」は紙一重の差である。