好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

サバイバル生活

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ビートルズのBGMを聴きながら。ガタガタ店の表がやけにうるさい。看板が強風で吹き飛ばされて片方がはずれて壁にぶつかっている。しょうがない、一旦片方のワイヤーも切って取り外した。
さすがに、こんな寒くて強風の夜には来る客もいないだろう。きたら本物だ、と思っていたら、来ましたよ、一人客が、二組も。さすが常連さん!悪天候からの連想だったのか、慶良間に釣りに行ったときたまたま台風に出くわして島のはずれの取り残されたような小さな民宿で、おじィ、おばぁと釣り仲間5名と同宿していた若い学生7名の14名の一週間にわたるサバイバル生活のおもいで話し。山に入って喰える草(雑草)を採ってきて(戦後の食糧難時に教えてもらった知恵)、比較的波の立たない場所で必死に魚を獲って飢えをしのいだ・・・などなど。
当時若かった学生たちとは今でもたまに集まって酒飲んだり、その民宿のあばぁが亡くなった時にはみんなで葬儀に行ったとか。なかなか味わえないハプニング話しは、こんな夜に似つかわしい。
(写真は風に吹き飛ばされそうな看板・・・雰囲気がまるで出ていない!)