好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

ただ、合掌

そのまま・・・読売寸評からの抜粋を。

<惜しい人を亡くした。韓国人留学生・李秀(イス)賢(ヒョン)さんのことだ。10年前のきのう26日、李さんとカメラマンの関根史郎さんは東京のJR山手線新大久保駅で、線路に落ちた男性を助けようとして自らの命を失った。自らを忘れ、他人に尽くす。これこそ崇高な〈忘己利他〉の行為だった。昨夜、李さんの両親は駅の慰霊碑に献花し、事故の時刻に現場のホームで手を合わせた。両親は事故後、見舞金をもとに奨学金を創設、アジア16か国の青年485人を支援してきた。日韓の懸け橋を志したわが子の思いを実らせるためだ。「息子は短い一生を終える時に大きなことをしてくれました」とご両親。>
この父母があって、この子あり・・・。
沖縄から東京に出て初めて借りたアパートは新大久保駅前だった。TVで駅が流れるたび、現場を思い出す。