と、電話が・・・「お前、泊(とまり)の交差点で停車してたろ」、「なんで知ってんだ？」 そうか、あの時前にきて止まった路線バスは、名城だったのか。新潟の知人から電話が入って(～日に、沖縄に行くから空港に迎えに来てと)、車が飛び交う幹線道路をあわて…

もう40年も前か。高校の卒業式も出ず、初めて受験のため内地に来て叔父の会社の寮でお世話になった。遠くに富士山の姿を見たときの感動。朝外に出ると凍てつくような寒さ、氷の張った水溜りに脊髄(せきずい)まで凍りついた。あの時の最寄りの中山駅とその周…

幹線道路もまばらな早朝6時台、今日一番のお客さん「新港まで」と。「お客さん、ﾀｰﾐﾅﾙの方ですか？」、「いえ、埠頭に着く船に用事があるんだけど」、「よっしゃぁ～、では港湾内を走り抜けましょうね」 かって人気の消えた深夜ｼﾞｮｷﾞﾝｸﾞを日課にしていた那覇…

毎日新聞のコラム<余録>、当たり前と言えば当たり前か、山崎豊子さんの思い出。毎日新聞の社員だった山崎豊子、33歳のとき直木賞を受賞。その時元上司(ﾃﾞｽｸ)の井上靖(やすし)さんからの祝電が面白い。「おめでとう。橋は焼かれた」と。もう後戻りできない・…