好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

2019年暮れ

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2020年の真新しい「優駿手帳(競馬手帳)」が届いた。イベントや誕生日などを転記しながら今年の出来事などを振り返る。
東京を離れて17年、今でも懐かしく思い出すのが雪(スキー)、桜(ソメイヨシノ)、紅葉そして競馬(競馬歴ももう40年笑)。

手帳はずっと「競馬手帳」。就職や子供の誕生、入学や卒業、転職、大きな自然災害や出来事、季節の移り変わりにはいつもそこに名馬がいた。
さて、今年の有馬記念は…C.ルメールのアーモンドアイか。

上海の若者

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特別な観光地へ招待、アポガマ海岸

日本語のうまい20代男性若者4人組。彼等どうしで喋っている会話が微妙に聞き慣れない言葉なのでどちらから来たのかを尋ねたら、「上海」だという。なるほど、同じ中国語でも広東(カントン)アクセント、香港、台湾アクセントは聞き慣れているからなんとなくわかるが、中国本土の「上海」アクセントはまた違う。

ま、驚いたのはそんな言葉のことではない。この上海からの若者たちのざっくばらんな明るさがこれまで自分のい抱いていた中国人のイメージとまったく違っていたこと。そんな彼らに感謝。

ウェールズの海風

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↑ここは万座毛。

「イングランドですよ」
ご夫妻と中学生くらいの息子が二人の家族、聞き覚えのある英語、King's English(英国英語)なのでついどこからかと尋ねた。
「あーイングランドからですか、…先のラグビー ワールドカップは準優勝で惜しかったですね」
「ほんとに。でも、南アはほんとに素晴らしいプレーをしましたよ」
それをきっかけに空港から中部のリゾートホテルに送るまで車で1時間会話がはずんだ。
たまたまロンドンに1年間住んでた時の場所がその家族の住居の近くで最寄りの地下鉄の駅や公園の話にも花が咲く。二泊三日のレンタカーで訪ねたウェールズから中部のリバプール、マンチェスターの小旅行、エプソン競馬場(英国ダービーの地)やウィンブルドン(テニスの聖地)…。

あの日、スワンジーの橋を渡ってウェールズに入った。荒涼とした海岸崖に立ったときの海風が一気によみがえる。

首里城炎上

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首里城炎上直前の姿

未明4時過ぎにたまたま目を覚ました。とまだ暗い寝静まった街に地域防災無線スピーカーが流れてきた。「首里城で火災発生、延焼中、飛び火に注意してください」と。まさか首里城の火の粉がここまで飛んでくるとは思われないので大きな火災だろうとは想像した。

 

5時過ぎにTVニュースで炎上の画像が流れてきた。近隣住民たちが呆然と眺めている。パリのノートルダム大聖堂の火災(今年4月)とかぶった。昨日から首里城祭ベントの準備などが進められていた。

 

その前日はたまたま台湾からのお客さんを首里城全景が見える場所に案内したばかりだったが、まさか翌未明に焼失するとは。

なんとも寂しい「ハロウィン」の朝を迎えた。

 

自国ファースト

イスラエル(ユダヤ人)にパレスチナ紛争は物心ついた子どもの頃から続いている。最近耳にするだけでもトルコにクルド人やミャンマーにロヒンギャ族、中国にウイグル族やチベット族…国をもたない遊牧民でも昔はそれなりに生きてきたと思うが。

歴史から学ぶことはないのか。ユーゴスラビアの万華鏡分裂、スコットランド(英国)やカタルーニャ(スベイン)には独立の声があがり、カシミールはインド、パキスタンの火種……切りがないからやめよッ。
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インドからのお客さんの民族衣装に(昔タージマハルを訪ねた時も懐かしく)写真を一緒にお願いした。

波消しブロック

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波消しブロック(tetrapod(テトラポット))海岸がインスタ映えする遊歩道に変わった、アメリカン・ビレッジ。

お客さんからランチやディナーを一緒にと誘われることは多いが、見学してどこか途中で食事という場合はずっと同行というわけには行かない。

一人昼めしに一句。
「カレーライスに潮の香する アメリカン・ビレッジ」
ハハッひでぇ、塩(しょ)っぱい!

ウミウシ出逢い

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模様鮮やかで派手な種が多いウミウシ。潜っていて小さなウミウシたちに出会うと楽しい。いつもは珊瑚礁の岩にへばりついてるが、今回は砂地の上を急いで移動するウミウシに出会った。
急いでと言ってもカタツムリよりは速いくらいのスピード。巻き貝の貝殻が退化したウミウシだが牛のような角があるからウミウシと名がつけられた。種類も多く中にはクリオネみたいに遊泳するのもいる。

竜宮城の彼らの世界、ただ静かに鑑賞して退散しよう。